
戯曲「熊野ヒッチハイク・ガイド」ー2023年7月初演版
1,000円
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Hitchhikers_Guide_to_Kumano.pdf
4.12MB
「熊野ヒッチハイク・ガイド」は山田カイルによる戯曲です。
説経節、浄瑠璃、歌舞伎など、様々に翻案されてきた小栗判官の物語を「ロードムービー」として描きなおす。「条件の演劇祭vol.1 - Kabuki」にて上演。
【「小栗判官」と「熊野ヒッチハイク・ガイド」】
許嫁である照手姫の親族に殺された小栗は閻魔の裁きにより現生に舞い戻ります。餓鬼阿弥となった小栗が元の姿に戻るためには、熊野の温泉で湯治をしなければいけません。瀕死の小栗を発見した僧侶は彼を熊野に送り届けるため、小栗を車に乗せ「この車を引いた者には供養がある」と書いた札を貼り付けます。そして小栗は相模から熊野まで、ヒッチハイクで辿り着くのです。
小栗判官と照手姫の伝説は時代と共に、様々に形を変えながら上演されてきました。「熊野ヒッチハイク・ガイド」では「小栗もの」と、アメリカ映画の伝統「ロードムービー」が出会います。その道行は果たしてハートウォーミングな成長譚か、見るも無惨なサイコスリラーか。「条件の演劇祭 vol.1 - Kabuki」で上演
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